これは本当の話です。2023年から2024年の2年間で、私は信用取引のデイトレで 8,892,568円 失いました。ほぼ900万円。普通の会社員の年収、約2年分です。
そして正直に書きます。私は今も信用取引でデイトレをしています。ただし、当時とは"全く違う形"で。この記事では、何を失敗したか、何を学んだか、そして今どう向き合っているかを全て書きます。
「投資で生活を変えたい」
それが当時の口癖でした。会社員の給料ではいつまで経っても豊かになれない。インデックス投資は地味すぎる。SNSで稼いでる人が眩しく見えた。
そんな焦りから、信用取引でフルレバレッジ。一気に大きく勝って、人生を変える。最初は数十万円の利益が出ました。「これは行ける」と思いました。
3ヶ月で50万円の利益。得意になってポジションをさらに大きくしました。夜も寝ずにチャートを見ました。そこから一気に崩れました。
▶ 1ヶ月で-100万円
▶ 取り返そうとさらに大きく賭けた
▶ 翌月-150万円
▶ 気づいたら-8,892,568円
お金を失ったこと自体より、"自分を見失ったこと"が一番怖かった。
家族との時間がなくなる。仕事に集中できない。夜眠れない。「もっと大きく」「もっと早く」その思考に取り憑かれていく。
これは投資ではなく依存でした。
ふと思いました。
「私は、なんのためにお金を増やそうとしてたんだっけ?」
家族と幸せに暮らすため。将来の不安をなくすため。旅行や美味しいご飯を楽しむため。なのに、家族を犠牲にして不安だけが増えていた。
そこから、お金との向き合い方を全部変えました。
| カテゴリ | 内容 |
|---|---|
| 守り(メイン) | 新・旧NISAでオルカン中心に積立。値動きは見ない。 |
| 守り(サブ) | 高配当・日本株個別を長期保有。含み益+1,400万。 |
| 攻め(少しだけ) | 信用取引デイトレ。目標は"月のご飯代・旅行代"程度。 |
信用取引もデイトレも、ツールは同じです。変わったのは"心構え"と"スケール"。
【昔の私】
✗ 人生を変えるため
✗ フルレバレッジ
✗ 取り返したくて大きく賭ける
✗ 生活費もぶっ込む
【今の私】
✓ 少しの贅沢のため
✓ レバレッジは最小限
✓ 負けたら即やめる
✓ 余剰資金の中だけで完結
実は、これが一番難しい。昔の私は「人生を変える」のが目標だったから、小さく勝ってもすぐ大きく賭けてしまう。
今は違います。
✓ 1日数千円〜数万円の利益で満足する
✓ 負けたら即やめる
✓ 生活費には絶対手を出さない
✓ 「もっと」と思わない
889万円失った私が、過去の自分に一番伝えたいこと。それは「インデックス投資を主軸にしろ」です。
NISAでオルカンを毎月積立。これだけで、何もしなくても複利で資産は増えていきます。短期売買に手を出す前に、まずこの土台を作ることが何より大事です。
信用取引・デイトレで"人生を変えよう"とするのは本当に危険です。私もそれで889万円失いました。9割の個人投資家は負けると言われていますが、私もその一人でした。
でも、ベースを"地味な長期投資"に置いて、余剰資金の中で"小さな楽しみ"としてデイトレを続けるのは、別の話です。
問題はやり方じゃなくて"何のためにやっているか"。
▶ 資産形成は、インデックス投資が9割
▶ 短期売買は、家族と楽しむための"おかず"程度
地味だけど、夜眠れる。家族と過ごせる。旅行に行ける。これが、889万円失ってたどり着いた答えです。